渚さんは床職人。

私は室内装飾床仕上げの職人をしています。女性職人になりたい方が増えているので、その方々の参考になればと思いつつ、日常をお伝えしたいと思っています。個別のメッセージはカテゴリーの自己紹介の中にある"問い合わせフォーム"からお願いします。

現場。

現場ってどんな感じでしょうか?
女性職人なりたいなぁと思ってる方も、思ってない方も、
通りすがりに建築現場の前通ったことあるでしょう。
大きな現場は中が見えませんね。壁に囲まれた中見たことありますか?

現場って、薄暗く汚そうで、怖いおっさんばかりで埃まみれっぽい。。。

と思っていませんか?

まさにその通りです。
ただ、おっさんは怖くないです。
みんな仲良く、そして優しいです。



朝礼があるような現場は、昔に比べたら大分綺麗になったとはいえ、そんな感じです。

騒音、埃を周りに洩らさぬように、囲ってますもん。
中では埃の立つ作業や、大きな音のでる作業が行われています。
うるさいし、埃で喉痛いし。
でもね、どの作業も素敵な建物にするために必要な作業なので、みんな頑張ってます。

そう言う私の仕事もまずは床材貼る場所の掃除から始めますから、気をつけてはいますけど埃たちます。
私が床を貼りに来るまでずーーーっとみんなが土足で外から靴で汚れを持って入ってきてるのですから、砂まみれ、埃まみれです。

でも、そうやって埃まみれになった職人の仕事があるから、みなさんがいく大型スーパーや、飲食店ができます。

仕事した現場が完成して、お客として行ってみると「わぉΣ(・ω・ノ)ノ」と感激します。
そして、仕事してた頃を思い出して
「確かここで、こんなことになってたなぁ!」とかしみじみ思い出します。
各職人さんの作品の融合体。
どの仕事もなくてはならない仕事です。
一生懸命仕事して、休憩所でのトークで笑って一息ついて、また頑張る。
そうやってすこしづつ完成していく建物。
やりがいあるよねー。
そんなやりがいをもっと多くの人に感じて欲しいなぁ。


f:id:apr-sappy:20161019235821j:plain


こないだまで入ってた現場の休憩所。


f:id:apr-sappy:20161019235908j:plain


現場のトイレの無駄に可愛いトイレットペーパー。
↓確かに無駄に可愛い!!と共感してくれたら押して!!
にほんブログ村 住まいブログ 内装・クロス・床へ