渚さんは床職人。

私は室内装飾床仕上げの職人をしています。女性職人になりたい方が増えているので、その方々の参考になればと思いつつ、日常をお伝えしたいと思っています。

疑問と答え。

サラリーマンやけど、今から職人になれるの?
とか、
女やけど本当にできるの?
とか、
知らないしわかんないからモヤモヤしながら過ごしてる方がおられると聞きます。
渚さんの知ってる限りですが、聞かれてないけど勝手にお答えしようと思います。

Q.お給料はいくら?
A.仕事始めたばかりのでっちは、正直連れて回るだけで赤字です(>_<)
最低時給など決まりはありますが、親方によって差はありますが、
月に10万~15万までではないでしょうか?
それでも、一生食べていける技術を学びます。
そして、これまた親方によって差はありますが勤続10年位の方で30万前後になるようです。
そして、雇われの天井は30万と言われています。
独立して得意先相手に順調に仕事させてもらえば50万~になるようです。
しかし、50万~といっても労災やらなんやら支払いも多く、事務仕事もやらなければいけないので、実際50万では苦しいです。
繁忙期になると、昼夜問わず休みもなくボロボロになりながらも収入は増えます。
独立したら自分スタイルになるので収入は人により差が出ます。

Q.始める年齢は?
A.年齢は問いません。と言いたいのですが、職種にもよりますが覚えるまでの時間や体力の問題もあるので若ければ若い方がいいと思います。
ただ30過ぎてから始めた方、40前から始めた方も知っています。どちらも真剣に修業されたので
今も立派に仕事されています。

Q.女性でもできるの?
A.私は他の仕事経験していませんので、知ってるのは床とクロスなのでそれに限定してお答えしますね。
できます。
私でもできているのですから。
私は、その昔喘息持ちで運動は全然できませんでした。
重いものも持てませんでした。
でも、今では筋肉もりもりです。腕なんてちょっとした男です。
クロス屋さんは女性結構おられます。
高所作業も多いし、道具も多いのに、です。
比較的内装業は、女性が入りやすい雰囲気はあります。
ただし、楽ではありませんので努力できる女性ならできます。
体力はついてきます。

Q.主な作業は?
A.どの職種も同じだと思いますが、でっちの仕事は親方や兄弟子が仕事できる環境を作り、少しでも多く、少しでも早く仕事できるサポートをすることです。
そのための雑仕事を効率良くこなし、仕事覚える時間を作り「じゃあ、やってみる?」と言ってもらって仕事覚えさせてもらう。
最初は「やりたい!」ってヤキモキしますが、雑仕事やってるうちに仕事のノウハウ覚えてきますので、必要なことです。
雑仕事もせずに、遅くて下手くそなのに貼ってるやつはろくな職人になってません。

Q.どんな性格の人が職人に合ってるの?
A.懲りないやつ。
怒られて、その時は反省して落ち込んで、でも夜寝たら忘れて次の日元気に仕事に来る人。
あまり真面目に考えすぎて、さらに落ち込んだりする子は結局やめていきます。
仕事のこと、真剣に考えるのは良いことですが、仕事覚えてないのに考えることそんなにないはずなので、元気が一番!どんなやつでも10年経ったら仕事覚えるのですから、真面目すぎたら勤まりません。

Q.服装は?きまり事は?
A.服装は親方によって違います。
全く自由なところと、作業服支給されるところがあります。
自由なところでは私もそうですが、下は作業ズボン、上は長袖のポロシャツやTシャツ、トレーナーなどですね。
建築現場に出入りしますし、一般家庭にも出入りするときもあります。
作業員だとわかる格好が基本です。
遊びに来てるんじゃないので、可愛過ぎたりかっこよすぎたりすると仕事ができない人という風にも見られかねません。
人は見た目で判断します、
職人だとわかる格好が好ましいと思います。
決まり事は
しっかり挨拶して、ちゃんと話を聞き、返事をする。
わからなかったら、怒られるかもしれないけど、それでももう一度聞く。
失敗したら隠さずに申告する。
遅刻をしない。
など、どこの業界でも一緒ですね。

とまぁ、長々と自問自答しましたが、
最後に

私が職人になってよかったと思っているところは
達成感があり、適度な自由があるところ。
毎日違うところで仕事できるところ。
何年たっても、学ぶことがまだまだあるところ。
笑いながら仕事できているところ。
助けてくれる仲間がいるところ。
助けたいと思える仲間がいるところ。
お施主さんが喜ぶところ見られるところ。

そんなところでしょうか?

それでは、おやすみなさい。

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