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渚さんは床職人。

私は室内装飾床仕上げの職人をしています。女性職人になりたい方が増えているので、その方々の参考になればと思いつつ、日常をお伝えしたいと思っています。

下地のこと。

床を貼りに行くと下地は元請けさんの言うままに貼らなければなりません。
手間請けの床屋はパテ打った方が貼りやすいし綺麗になるのに…、って思いながらも元請けさんの「安いからパテ代も見てないし工務店にも言ってあるからこのまま貼って~」
の言葉に従わなければなりません。
元請けさんがすぐに帰られたら内緒でパテ打ったり、ずっとおられるときにはそのまま貼るしかありません。
手間請けの床屋は副資材全支給です。への字付けるときもビス3本でも元請けさんから支給されるのでたまに支給されないときは
「ビスないから付けられない」と置いて帰る職人も普通にいます。
下地は床屋の管轄ではありませんので
目で見て明らかにモルタルが乾いてない、下地がめくれていてベロベロしている、などは省いて
一見大丈夫に見えて貼ってビックリということ、みなさんもあるでしょうか。
写真は取り忘れたのですが今日は古いフローリングの上にCFを貼ってきました。
古いので表面のベロベロめくれている所を取り除き、パテを打って貼ったのですが
「よし、終わり~」
と思った矢先
ポツポツとブツが入ったようなものが。
ゴミ入ってたのかな?と押さえてみると浮いている。
直径1㎝~2㎝くらいの小さな浮き。
「なんだ?」と思い押さえてもおさまらない。
そうこうしているうちにその小さな浮きは数が増えていき数えられないくらいに。
一番めくりやすい場所のものをCFをめくりあげて見てみましたら
古いフローリングの一見大丈夫に見える部分が糊の水分で浮き上がってしまっています。
元請けさんに説明し、二人で見て悩み…
元請けさんはクロス屋さんなので
クロス貼ったときにもよくこういうことが起きるらしく、また時間がたって糊の水分が飛び、クロスが乾いたら消えていくことも多いそうです。
ですので今回は工務店さんとも相談し
そのままで様子を見るということになりました。
もしダメなら工務店さんに下地を替えてもらわないといけなくなり値段も上がるし、工期も延びるし。
今回は床のお話ですので責任を被ることはないのですが
これがクロスなら全部クロス屋さんのせいになってしまうことも多いそうです。
説明しても「パテしたらええやん、」などと言われて終わりだそうで…。
大変な仕事だよなー。
などと思いながらも帰ってきました~。
私の経験では床はそういうので引く(おさまる)ことってないと思うんだけど、経過を聞いて「ひいたよ!」って言われたらまたひとつ勉強になるので楽しみです。

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