今日はさっさとやれば昼くらいの現場でした。
渚さんの好きな空きマンです。
内装屋さんがパテしてくださってます。
今日の糊はこれ。
アクリル糊です。
このタイプの糊缶、横からポッキーの箱のように開けるんですが
蓋の下にある白いやつ引っ張って蓋をほどくタイプ。
でも、そうすると糊出したりするときにデコボコの段差のせいで糊ダレがひどくて…。
だから、いつもちょっと邪魔臭いけど
カッターで切り目を入れて
こうやって開けます。
これだけで糊ダレもましだし。
渚さん達、手間請けの床職人はだいたい副資材支給なので糊も内装屋さんが買われた糊なので少しでも綺麗に使う義務があります。
使う口を決めてテープで養生。
ここもテープ折り返して汚れ防止。
使いきるならいいんだけど、今日の現場では殆ど余りますので、ここが汚れてしまうと次回
開けるときにくっついて開かない…。
みなさん、よくあるでしょう?
渚さんもよくあります。
自分が使うならいいんだけど、他の職人さんが使われる時もあるし…。
材料はこれです。
全部塗りして~
完成~。
掃き出しの細いところも貼ってね。
って言われたので
ちゃんと貼りました。
続いてキッチン兼廊下。ビフォー。
狭いところもあるし、斜めだし~。
あ!
転写しよーっと。
転写。
みなさんもよくされるでしょうか?
渚さんも転写は昔から好きでよくやります。
なんかね、床屋っぽくて好きなんですよね~。
型を取りたい一枚手前の材料を裏向けに置きます。
定規にするもの(今回はウッドタイル)を型取りたいところにしっかりと当てます。
目打ちやカッター、時にはシャーペンで印をけがきます。
今回はカッターで。白い斜めの筋付きましたね。
こんな感じで自分でわかるようにけがきます。
筋つけたものを広いところに持っていって新しい材料(斜めに切りたい材料)も並べます。
定規にするもの(さっき使ったものと同じもの)をけがいた印に合わせて置いて
カッターでさっき壁側に当ててた方に筋入れます。
筋入りましたね。
筋の通りに切り離して
はめてみます。ピッタリです。
さすが、転写。
横の狭いところも!
っちゅーわけで完成~。
転写は技能検定一級でも使いますので日頃使ってない方も懐かしいでしょうか?
渚さんはタイルの入ってる段ボールなどでややこしい切り込みの時に使ったり
ササラの時も転写ですかねー。
正確に取れますし。
やり始めた人、天才です。
昔の職人さんは道具の無い中、こうやって工夫されて室内装飾を流行らせて、盛り上げて下さったんですよね。
頭が下がります。
さー、ちんたらやっても早く終わった~。
今日は得意先の内装屋さんが年度末お疲れ様のご飯会してくださるので、早く終わってちょうどいい~(^o^)/
お疲れ様のご飯会…この一ヶ月で何件お呼ばれしてるか(笑)
有り難いです。
来年も呼んで頂けるように1年しっかり仕事しなくちゃな。
ゴミと残材は内装屋さんが取りに来られます。
せめて靴を脱がなくてもいいように玄関先に集めて退散~。
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