渚さんは床職人。

私は室内装飾床仕上げの職人をしています。女性職人になりたい方が増えているので、その方々の参考になればと思いつつ、日常をお伝えしたいと思っています。

心を込める。

今日は朝、7時半にりさちゃんと待ち合わせ。
しかし、待てど暮らせど現れない…
結局30分遅刻して走って現れたりさちゃん。
「遅れてすみません。」
言葉数が少ない子なのでそれ以上言いません。
「今日は待ってたけど次からは置いていくからな。昨日も話したけど私たちの仕事は代わりのいない仕事だから遅刻や急な欠席は無しやで。」
と話したら
「はい、すみません。寝坊してしまって」と。

「これから先、5分でも遅刻をするなら必ず親方(弟)に連絡せなアカンで。仕事っていうのは、約束事の集合体やからな。」
って言ったら

「携帯止まってるんです!」って。
なんじゃそら。

って朝からそんなことがあっても床は貼らないといけませんので
現場へー。



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新築の家の一階、二階のトイレには籐柄のタイル。


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本物みたいですよね~。


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洗面脱衣はウッドタイル~。


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りさちゃん。

っちゅーわけで今日も床貼ってきました。
壁が漆喰なので、りさちゃんが触らないか気になって気になって…。

危ういところありましたけどセーフ!

帰り道にシマに寄って帰ってきました。

りさちゃんに何かをすると、とても丁寧に
「ありがとうございます」
って言ってくれます。
今朝、サイズ間違って買ってしまってた作業ズボンが穿いてるサイズと同じだと聞いたので持っていってあげたら
「ありがとうございます」

今日、りさちゃんは左手の親指を切ったのですが
傷の手当てをしていたら
「ありがとうございます」

帰り道のシマで数量限定のカッターを買って
「はい、りさ。」
ってあげたら
「ありがとうございます」

いつもとても小さな声なんだけど語尾まではっきりと
「ありがとうございます」って言ってくれます。


その言葉が渚さんにはとても心がこもっているように聞こえます。

心がこもっていれば、ありきたりな言葉でも相手に伝わるんだなぁって
りさちゃんから毎日教わっています。

明日で子守り終わりなので、明日はりさちゃんもできる仕事を頂きましたので
楽しんで貼れたらいいな。

どんな人からも、学ぶことがあります。
21才のりさちゃんから、心を込めるってことを教わっています。

↓りさちゃん、親指大丈夫?の代わりに押してやってください。
指切ったときも、血が出てる指を握って何も言わず渚さんの顔を見てました。
「これから先たくさん、怪我するときあると思うけど、その時は必ず親方だけには正直に言うんだよ。」って言ったら「はい、わかりました。」って。静かすぎて心配です。
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