渚さんは床職人。

私は室内装飾床仕上げの職人をしています。女性職人になりたい方が増えているので、その方々の参考になればと思いつつ、日常をお伝えしたいと思っています。個別のメッセージはカテゴリーの自己紹介の中にある"問い合わせフォーム"からお願いします。

仲間じゃないから。

今日は以前やったビジネスホテルの現場の追加工事。

ビジネスホテル完了。 - 渚さんは床職人。 これの追加ね。

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はい、いつも困ったときに助けに来てくれる上村くん。

上村くんが来たらほっておいても進んでいくので申し訳ないやら嬉しいやら(^_^)

土曜日からもう一件学校の便所の巻き上げシリーズが始まってて、上村くんも行ってもらってるんだけど今日だけ抜けて来てもらいました。 奈良の職人、辻本さんに便所任せて。 渚さん、自分の現場なのに今回の巻き上げの現場、まだ行ったことない(笑) ほったらかしだったので辻本さんにLINEしたら 「そっちは大変そうですね。こっちは任せてください。」 ってスタンプ無しで返ってきましたので遠慮せず任せておきます。 明日は便所行きます。

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二人で17時過ぎに完了。 本当はこの現場、今日と明日で渚さんが貼る予定だったのですが変更、変更で今日一日でやってほしいと言われて上村くんのお陰で内装屋さんのご希望に応えることができました。 やっぱり仲間がいてこそ。 渚さんたちの仕事はチーム戦。 今日も上村くんと談義してましたけど 同じタイプが集まっても仕事進まないね、って。いろんなタイプの職人で集まってるからこそです。 仲間というのは俺の現場じゃないから知らないとか、俺の得意先じゃないからどーでもいいとか、俺の道具じゃないからほっておく、とか自分の糊バケだけ掃除するとか、そんなしょーもない集まりじゃないんです。

俺の現場のつもりで、仲間に仕事を下さる得意先だから、一緒に頑張ってる誰かの道具だから、俺の糊バケの掃除と一緒に、っていうのが仲間なんです。

ちっちゃいこと言ってる職人にたまに会いますけど 自分の事しか見てないんだなって 本当の仲間と呼べる人が居ないんだな。って思います。 いろいろな意見があると思いますけど 仲間同士で行き来してみんなでみんなの仕事を終わらせていく、みんなでみんなの暇で休みたくないのに仕事がない日を埋めて、みんなで年間笑って仕事をしていこうって話しています。

渚さんもそうですけど誰もが自分の仕事が大事なんです。 でも「応援だから」なんて寂しいこと言わないでください。 応援だって得意先のひとつです。 仲間の得意先が無くなったら応援にも呼んでもらえません。

応援に、呼ばれなくなったら応援に来てくれなくなるかもしれません。

応援だから、ってみみっちい事言ってるやつで、いい職人に会ったことありません。

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