今日も引き続き、ゲストハウスでタイルカーペット貼ってました。
こーゆー、マンションなどの現場って同じ形の部屋を毎日貼りますので慣れてくると一日目よりも多く貼れるようになりますね。
今日は朝、来るのがすこし遅くなってしまい、スタートが10時。
だったのですが
18時過ぎで5軒貼れちゃいました。
休憩はあまりできなかったので終わったらクタクタでしたけど(((^^;)
糊塗ってますよ、今日も~。
『タイルカーペットは簡単だ、誰でも貼れる』
ってみんな言いますし、渚さんもダーイスキですけど
クロス屋さんでたまにしか貼らない方などは
「難しいよー」って言われる方もいらっしゃるので
今日はタイルカーペットのコツを。
なんにもわかんないよ!って方向きに書きますので
「いまさら何ゆってんねん!」 って方ははしょってね。
真ん中を貼っていく場合はこのように真ん中を持ってたわませ、
このように合わせて
手を離すと貼れます。 ギューギューと詰めて貼る方もいらっしゃいますが
一人で貼るときは
渚さんはこのスタイル。
逆にこのように反らせて貼るのはNGです。
以上です。
って短いので
切り込みの方法を。
パーキリ使えないときに、
サラのカーペットを向うトンで置いて、このようにジョイント、目地部を切っちゃう方がたまーにいらっしゃいますが
ダメです!
タイルものの基本は目地はサラピン同士。
このように目地部切ると
汚ねーな!
ってこんな風になりますよね。
これ、けっこう目立つのよ。
切ったところは端部。に向けないと行けませんよね、基本は。
しかもこのように切ると
貼ってきたところと角度が変わりますし、1枚歪むと一列歪みます。
ダメダメ~(*`Д´)ノ
じゃあ、どーする?
aとbの距離が必要ですので
材料を裏向けて
さっきと同じように向うトンで置きます。
定規使わないときは
このように先に貼ったカーペットの下に潜り込ませます。
そして、切ります。
筋の通りに切り落とし
はい、完成。
そして、切った側を端部へ向けて
目地はサラピン同士。
このようにたまわせて貼ります。
はい、綺麗!
プロみたいに貼れましたー(//∇//)
ちゃんと平行に、垂直に貼れてます。のでストライプ柄も転けませんね。
パーキリ使えるところだけど
ソフト巾木貼らないから失敗しそうなところとかにも使えますし、理屈がわかれば応用も利きます。
これはタイルカーペットだし、ピールアップだからできる技。
なんですけど
応用利きますので、知っておけば何かに使えます。
渚さんも塩ビタイルでソフト巾木付くところ、とかウッドもだし、コンポジでも使うときあります。
この通りの使い方ではありませんけど、これをわかれば何にでも使えます。
もうひとつ。
タイルカーペットの筋で切りたいとき、
このまま切っていくと脱線したりしますね。
そのようなときは、切りたい筋に印だけ入れたら、さっとカッターを回転させて
刃の背中側で
スーーッと筋つけて
もう一度回転させて、切っていくと脱線しません。いや、しにくいです。
お試しあれー。
さて、このようなゲストハウスやマンションなどの現場って数こなさなくてはいけませんし、大勢で入る時も多く
形も同じ部屋ばかりですので
早く綺麗に貼るための墨出しがとても重要です。
最初に貼った人の墨に合わせることが多いので
墨出しはとても責任重大です。
今回、この現場では
渚さんのお得意の
『天才の墨』で貼っています。
天才の墨?って?
それは
『壁トン』です(//∇//)
壁にトンだから、その壁は切らなくていいので、その分早いしね。
そして、
このL型トンですわ。
どんだけ横着やねーん!!
渚さんは「壁トン」って言うと横着者のように思われてしまうし、もしお客様や元請けさんが聞いて、意味わかって『なに?大丈夫?』
って思われたら嫌なので
“天才の墨”または“男の墨”なんて呼んでいます。
みなさんも明日から壁トンの時には
「今日は男の墨でいったろかー!」
「天才の墨でいくかー!」
って楽しんで貼ってください。
それでは今日はこの辺で!
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あるよ、あるある!ありまっせ!だけど「トンでいけたよ!」っていうのは鼻高々になれる項目のひとつなんですヨネー。
「おー!すげー!」って言われたいし(≧∇≦)