渚さんは床職人。

私は室内装飾床仕上げの職人をしています。女性職人になりたい方が増えているので、その方々の参考になればと思いつつ、日常をお伝えしたいと思っています。個別のメッセージはカテゴリーの自己紹介の中にある"問い合わせフォーム"からお願いします。

2018年最後の日。

お疲れ様です。

晦日

今年最後の日です。

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今日も寒くて渚さんモコモコです。

オーバースカートまで。

釣り用のもの持ってきました(//∇//)

腰に巻いてるだけで少し暖かいですよ。

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今日は年始の準備に。

マルチツールで枠切りまくってきました。

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バッテリー。

渚さんのマルチツール10.8vなんですけど

付属のものは1.5アンペア。

で、今回のために先日シマコーポレーションで購入した4アンペア。

買っておいてよかったです。

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15軒(ファミリータイプ)の枠切っただけでズボン真っ白。

埃だらけだもんね。

あー、年始からひっこ大量にいるなぁ。。

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先日買ったスケール。

紐は必要ないのでいつも切ります。

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上村くんの真似して買ったスケールも今年でおしまい。卒業です。

使いやすかったけどストッパー壊れちゃってて。

しかも重いし。

タジマに戻すことにしましたー。

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高さも厚みも重さも小さくなります。

ただでさえ10m重いもんね。

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テープはどちらも同じ幅なんですけどさわった感じでは新しい方が丈夫そうでした。

どちらも裏にもメモリあります。

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電気も準備も。

フックをつけておきました。

挟みないのでね。

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ジャジャーン!

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こんな感じにも使えます。

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これは、いつも使ってるドアフック。

ちょうちん使ってるときから

挟むところ無いときなどに使っていますが

とっても便利なんですよ。

キッチン上の収納扉にも使えるし。

ドアにも。

挟まなくて済むので落ちたり傷ついたりもないので。

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先日の現場でほかさなかったの。

ここでほかすつもりです。

この現場さえ乗り切れば、どうにかいけるはずなんで。

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照明の準備もできました!

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夜は渚さんのお友達を招いてタコパー。

今年もやれやれだ。

今年もブログを書くことができました。

仕事もちゃんとやれました。

このブログは、職人の渚さんが思うことを書いていますので

内装屋さん、問屋さんと

同じ問題でも立場が違えば思うことも違うと思いますが

職人の気持ちはいつもみんなに伝わらないことが多いと思います。

発言するタイミングがないし、嫌でも、文句言っても結局貼らないといけないことばっかりで。

そんな末端の立場の職人の気持ちをストレートに書いていますので

立場が違えば「何を書いとんねん!なんやねん、こいつ!」って思われる方もいらっしゃるでしょうが

渚さんの書いていることは手間請けのほぼすべての職人が思っていることです。

正直言うと

内装屋さんが居なくても、渚さんは床を貼ることができます。

工務店さんから仕事をいただいて、内装屋さん兼職人として仕事をとれますし、材料も買うことができます。

内装業以外はこれが普通ですし、渚さんも年間3割ほどは材工(内装屋さん兼職人)の仕事です。

それでも、渚さんは内装屋さんというものは必要だと思っています。

そして、自分は手間請けの職人で居たいと思っています。

内装屋さんが無くならないように、職人も助けてあげないといけないなと思いますし、内装屋さんも仕事とってきて職人が居ないと現場おさめられないのですから、お互いの立場を理解し、助け合っていけたらいいなと思いますし

内装屋さんと職人、そして問屋

各自がしっかり自分の仕事をこなしていかなくちゃいけないなと思います。

自分の立場で自分の仕事をこなして、お互いに信頼を築いて

平成の次の時代が来ても

昭和から続いてきているこの仕事が

人を幸せにする仕事であります様に。

このブログを書くにあたって、渚さんは

「ほんとに自分が思っていることを書く。リアルな職人の気持ちを書く。」

って決めています。

それは、これから職人になる方に楽しいことばかりではない、でも渚さんはこの仕事が好きだ。

と伝えたいし

植松会長がよく言う「反対の意見や愚痴からもいいアイデアできる、違う目線で物事をとらえられるようになる、見えないものが見えるようになる。」

という言葉にあるように

内装屋さんに職人の気持ち知って欲しいという想いも込めています。

渚さんたち職人は

『貼りに来ている』だけだということを今一度考えてください。

貼り手間しか貰っていません。

ですので、冷たい言い方になりますけど

貼ること以外は自分の仕事ではありません。

それ以外を内装屋さんにやってもらわなければいけません。

段取りから打ち合わせ、材料の現調、足りるか足りないか、工期のこと、現場の状況や変更を職人に伝達する等々これらは全て内装屋さんの仕事です。

それでも結局最後は現場にいる職人が残業したり、次の日に来たり、足りない材料測ったり他業者と打合せしたりお客様に説明したりと、嫌でもやらなくちゃいけないこともたくさん出てきますし

職人が偉いわけではないので、ふんぞり返っていてもいけないと思いますが全てサービスになります。

それでも信頼関係ができていればお互いにお互いの仕事を助け合えることが出来ると思います。

内装屋さんには少し厳しいブログになっていることは重々承知ですが、

職人の立場で職人の気持ちを来年も書いていきたいと思っています。

それを見て少しでも改善してもらえたら嫌われながら書いてる甲斐もあるかなぁ。

今年もみなさま、ありがとうございました。

来年もよろしくお願いします。

来年もたくさん愚痴書くぜ。

↓よいお年を。の代わりに押してね。

来年もみなさまにとってよい年でありますように。渚さんに年末ジャンボ当たります様に!

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