渚さんは床職人。

私は室内装飾床仕上げの職人をしています。女性職人になりたい方が増えているので、その方々の参考になればと思いつつ、日常をお伝えしたいと思っています。

巻き上げも転写します。

マンション、今日も頑張ってやってましたよー!

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今日は上村くんも来てくれていました。

今年もよろしくね!

3日間来てくださった職人さんと上村くんは大阪の方なんですけど

「京都来たらタイル、ウレタンで貼らされるけど大阪はアクリルだよー!ウレタン貼りにくいよ!」って言われました。

みなさんの地域はどうですか?

渚さん的にはしょーもないアクリルだと、突き上げたりするのでいいアクリルだといいんだけど

床屋って、現場にある糊で貼るのが基本なので

変なアクリルで貼らされる位ならウレタンの方がいいかなぁと思ってます。

応援の方に部屋うち貼ってもらってる間に踏込み回ってました。

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ビフォー。

渚さん、巻き上げ嫌いです。

ましてや、こんな狭いところだと

糊塗ってバサッと被せると細かいところでイライラしてしまってぐちゃぐちゃになってスカッとした仕上がりにならずがっかりしちゃいますので

人によっては「邪魔クセー!」って思われるかもしれませんが

型取り派です。

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今回は長尺少し余りましたので、それ使いましたけど、CFでもプラベニヤでもなんでも使います。

貼る場所より一回り小さなものを用意します。

基準が必要なのでどこかをまっすぐ切って

渚さんはいつも框のところにトン付けして

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巻き上げの場合は必ずこのように印をつけます。

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今回はウッドタイル使って、このように転写しましたが、

転写は巾定規でも何でもいいんです。

その時に手に入るもの使ってください。

けがいたら、「ここは下駄箱だなぁ。」とか自分でわかるようにしてくださいね。

その方が転写で材料に戻すときに「ここはこうだったなぁ!」とイメージして戻しやすくなります。

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自分でわかるように一周けがきます。

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はい、けがきました!けがき忘れがないか確認してから外してね。

そしたら、それ持って

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材料広げて

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まずはまっすぐなところがあれば、そこに合わせて(なければ作って)重ねて印をつけます。

これを付けておくと、転写の最中にズレてもさっと戻せますが、なければ最悪一からになってしまいます。

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あとはさっき写した印をに合わせてさっき使ったもの(渚さんは今回はウッド)で材料に戻していきます。

分かりやすくペンで戻しましたけど、ダイレクトにカッター使った方が時短です。

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巻き上げ部分には+巻き上げ分足して戻してください。

赤いモノは50㎜なのでちょうどいいかと思って定規にしました。

巻き上げ部分は多めにしておいて後で切る方が安全です。

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確実に全部戻します。

「終わった!」って思ってもすぐに外さず確認してね。

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わかりますかね?

全部戻せました。

分かりやすく白ペンで書きましたけど、本来はカッターで切りこみが白ペンの状態で入ってます。

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切り離します。

これでちゃんと型取れていると、糊入れて切るところは、巻き上げた上の部分と、細々したところだけです。

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それではピタッといけてるか確認しましょう。

現地に持ってって

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印を合わせて

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完璧じゃねーか!

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端々の細々したところは糊入れてから切ってね。

完璧だったら外して糊入れてください。

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アフター、、

大きな材料、糊塗ってバサッと被せて、ってやると

クロスが傷ついたりすることも多く、また狭いところでベローッとねぶらせた材料と格闘するのも嫌なので

渚さんは狭いところの巻き上げはこのようにしています。

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慣れてくるとペンの色を変えて、何ヵ所か続けて取って

一気に戻せます。

渚さんはバサッと被せるよりもこのやり方の方が早くて綺麗にできるんですけど

仮にどちらも同じ時間掛かるとしても

渚さんはイライラしなくていい、この方法でやります。

この方法だと糊入れる前にあらかた、ごみが出るのでまとめて糊塗ってオープンの間にごみ拾っておけるから、あとでごみ袋引きずりながら隣に移動してー、ってこともなく渚さんにとっては楽チンなんです。

っちゅーわけで渚さんの好きな転写を今日もご紹介しましたー。

踏込みばかり回ってたので寒かった( TДT)

マンションはまだ終わってないけど二日ほど抜けてまた戻ってきます。

それではみなさん、また明日ヽ( ̄▽ ̄)ノ

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