昨日、朝から空きマン行ってました。
トイレと洗面が繋がってるタイプ、よくあります。
それを一枚で貼るの大変ですよねー。
トイレの入り口でCF裂けたり膨れたり。
糊入れるときもトイレからガッバーっとめくり上げてこなくちゃいけないし、観音にしてもトイレから洗面のところはほっそーく糊塗らなくちゃです。
みなさんもされてると思いますが、渚さんはこーゆー時トイレと洗面わけちゃいます。
一枚でいくより、よっぽど楽で綺麗に貼れますもんね。
初心者の方で、切っていいのかな?って心配だったら
元請けさんに「一枚で貼ったらトイレの入り口が裂けやすいので、ドア芯でわけてもいいですか?」って聞けばいいです。
材料はタイル柄!
分けて貼る時にはジョイント目立たないのでラッキーです!
便器付いたときに割り振りたいよなぁ。ってわけでパイプ芯計ります。
左の壁から390
柄のピッチが300なので、柄をまたがせたら格好よく貼れますね。
ソフト巾木貼るので切ったとこトンでいこか!
ってわけで柄の芯から左に390でカット。
そしたら次は
さっきの左の壁からドア芯を計ります。
そしたら、寸法は845
無地だったら、その寸法でカット。
今日はタイル柄なんで
その近辺にある目地でカット。
次は~
巾の柄の大きさを決めて
洗面に入る入り口とトイレの同じ側の壁の出が一緒なのでバサッと切ります。
そしたら材料持っていってみよう。
トイレはL方決めてしまってるけど、壁が直角出てないときも多いので、ちゃんといけるかなぁ?と確認。
いけてなかったら、少しねぶらして、いけるように調節。
トイレのセットが出来たら、洗面の材料持ってきましょう。
ジョイントを合わせます。さっきまで繋がってたところなんで、ピタッといきます。
ピタッといったら
ずれないようにテープで留めとこか?!
こんな感じになりましたね。
糊入れる前に
粗切りや、決めたい壁があればパーキリかけておきましょう。
さぁ、糊塗ります。
トイレは狭いのでズレ留めのテープめくって
材料外してしまって、全部塗り。
洗面は、ずれたら嫌なので半分半分で。
半分半分、って言うけど必ず「半分」づつ糊入れなくちゃいけないわけではありません。
先日、とくちゃんにも言ったのだけど
半分っていうと、このように壁に材料が干渉してずれやすくなります。
こーやってめくらなくちゃいけないときもありますけど
このように、今回はお風呂の入り口なので壁が無いから、この間でめくれば、ずれにくいですね。
糊を二回で入れるとき、一回目は材料を触らないで塗れる範囲を塗ります。
欲張って材料のめくってある下までー!って塗っちゃうと塗ってる間に知らんうちに触っちゃってて被せたときに「ずれとるやんけ!」ってなります。
二回目(返し)の時には一回目の糊が入ってるのでずれません。ですのでガバッとめくって塗り残し無いようにしっかり塗ります。
はい、完成!
タイル柄なのでトイレでいい柄割り振りたいと思って、なにも考えないでバッサバッサと切り刻むと繋がってきた洗面の壁にチッコイチッコイ柄が入って「あっちゃ~(*_*)」ってこともあります。
今回、渚さんが貼った現場では
トイレから一番遠い壁に小さな柄が入りました。
どーすっかなぁ?と思ったけども、ここは洗面台と洗濯パンが並んで付くのでほとんど見えなくなりますから、トイレの柄を優先しました。
このように、トイレと洗面分けて貼ると、洗面だけ、トイレだけ巾定規掛けたい時も掛けやすく、ずれにくいですし、無駄に裂けたり膨れたりシワになったりすることがないです。
最後にシーム打つ時に注意してほしいのは
シームは湿気に弱いので、大雨の時などに打ったら濁って白っぽくなることがあります。
また、糊塗ってすぐの時にも端の方が濁ったり。
打ってみなくちゃわからない、ってとこなんですけど、黒っぽい材料に打つときには覚悟を!
ちなみに渚さんはそんなときは元請けさんに、その可能性があることを話して、決めてもらいます。
「そんなめくれてこーへんやろうからやめとこか!」
「後日、こっちで打つよ。」
「めくれてきたら怖いから打っておいて。」
と、人により様々です。
シーム打たないとジョイントから糊が乾いてベロンってなってきて、長持ちしないので打ちたいですけど、濁ってクレーム、ってこともよく聞きますので、気を付けてくださいね。
ってわけで、ここはあと
ビフォー
アフター
玄関アフター
LDKアフター
っと、全面CF貼って終わりー。
昨日の現場でした。
↓綺麗に貼れたね。の代わりに押してね。