渚さんは床職人。

私は室内装飾床仕上げの職人をしています。女性職人になりたい方が増えているので、その方々の参考になればと思いつつ、日常をお伝えしたいと思っています。個別のメッセージはカテゴリーの自己紹介の中にある"問い合わせフォーム"からお願いします。

プロに出会いました。

さー、今日明日は月末から入るゲストハウスの水廻り。


クロス屋さんもいるー!

水廻り先行して終わらせてくれてます。

クロス屋さんは全部で6人!

一人親方の集まりで問屋から配属されて来ています。




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おー!

このクロスいいやん!

って言ってたら

「天井もベースもアクセントも柄物やからどれがいいのかわからん?!」

って(笑)

3フロアあるのだけどフロアごとに品番違うので貼るの大変ですね。

だけど6人集まれば男性も姦しい(笑)

いや、耳障りではないので姦しいという言葉使うのは失礼なのかな?

なんとも楽しそうに休憩中に話されてますのでこちらも楽しくなっちゃいます。

「あれはファイブや!」

「ファイブは●色やった。」

「セブンは赤みたいなやつやっけ?」

「あれはー、白違ったっけ?」

なんて盛り上がってたのでiPhoneスマホの話かな?って聞いてたら

昔の手引き?の糊付け機の話でした(笑)



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水廻りは綺麗に片付けてくださってます。



貼るものはCF、、だったら楽チンなのに

今回は



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畳(柄)シート。

さー、頑張ろう。


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とくちゃん4軒貼ってもらってる間に



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渚さん、裁断&共用トイレ一個貼りましたー。


そして、夕方に三階に裁断した材料持って上がったんだけど



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足場組まれてて狭すぎんねん!

この足場は



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クロス屋さんが階段室の天井と壁貼るために今日の朝足場屋さんが来てささっと組まれたもの。

じゃぁ、しかたねーな。

余談ですが、昼休みにすぐ近くにある郵便局に行ったのね。

窓口二つあったのですが、渚さんが切手選んでるときに外国人の男性が「スミマセン」と日本語で来客。

隣の窓口で年配の女性が「どうぞー。」と応対されたのですが

外国人の男性が「Do you speak English?」と渚さんでも聞き取れるスピードで窓口に問い掛けられたのですが

窓口の女性が「please!」と。

すると、その男性が安心したかのように、早口の英語で「………ポスター?」(←最後しか聞き取れなかった。)

窓口の女性が「OK!」と席を立たれポストカードのようなものを手に戻られると男性はすごくほっとしたような顔されてました。

見た目の勝手なイメージで失礼なのですが、話せるように思わなくて(ごめんなさい)

そのやりとりを見ながら「おばちゃん、かっけー!」って思ったのと同時に

「プロだなぁ。」と。

観光地のすぐ近くですので海外からのお客様もたくさん来られるのかもしれません。

お客様に安心を与えることも仕事のひとつだと日頃からよくわかっていたつもりでしたが

この窓口の女性に会って

「お客様(元請けさん)に安心を与える」ことは大切なんだな!


ってほんとの意味でわかった気がしました。

現場に戻ってとくちゃんに話して

二人で「自分の仕事をしっかりやろうね。」って話してました。

いやぁ、かっこよかった。

プロを見ました。

感激です。

渚さんは女性ですので、どうしても初見のお客様や元請けさんには「女性なのに大丈夫?」と不安を与えることがあると思いますし、そう言われるときも今でもたくさんあります。

そんなときにこれからも笑顔で対応し、仕事しっかりこなして

この窓口の女性のようにお客様に"安心"していただけるようにしたいなぁと思います。

あぁ。

いい日だった。
ではまた明日。


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プロでした。


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