昨日は店舗の床貼ってきましたー。
朝イチ現場入ったら
「おぉー!このクロス、めちゃいいやん!」
部分的に光るところもあっていいねー!って話してたら
「サンゲツのクロスだよ。」って教えてもらいました。
じゃ、このクロスがより一層映えるように床貼るか!
渚さん、何貼るの?
サンゲツにはサンゲツ!
どんなタイルかなー?ワクワク(o(^∇^)o)
え?黒くね?地味じゃね?
そう、床はクロスや設備の引き立て役!
目立っちゃダメダメ。
巾木はー?
おぉ、サンゲツ無い(笑)
巾木はリリカラと東リとシンコー!
シンコールの材料貼ることは渚さんは少ないんだけど
シンコーの糊は好きなんだよ。
シングルウレタンもアクリルも速乾も白糊も渚さんの好みと糊の癖が合ってるのか、使いやすいものばかりなんですよね。
現場before
さて、まず何しますか?
決まってんじゃねーか!
言わせんじゃねーよ!
これだろ!
マルチツールがねーと始まんねーじゃねーか!
マルチツール振り回してザクザク切りまくりました。
マルチツールも渚さんみたいに慣れるまでは慎重に、ふざけず、丁寧に枠切ってくださいね。
渚さんも今でこそ、枠切りの渚と呼ばれてますけど
最初は
「うわー、傷いったー!」
「うわー、切りすぎたー!」
と数々のびっくりする程の失敗で「もう、枠切らんといてな。」って念押しされても尚、こっそりチャレンジしてまた怒られて、っていうのを経て、枠切りの渚に成れましたので
バレないところでコソ練して上達してください。
早速いっちゃん広い所貼っていきます。
型どりするほどの形でもないので
さっさと糊塗ります。
糊開けようかと思ったら
有機溶剤なのでポンポコリンに缶が膨れています。
開けるの怖いじゃねーか(ToT)
夏の、床屋アルアルですね。
糊墨打ってないけど、20年選手の渚さんだからまっすぐ糊塗れるよな。
と思ってたら
あらまぁ、曲がってるー。
糊はまっすぐ塗りましょう。
施工中。
点々と散らばってるタイルは
渚さんが乗っかる用。
貼り始めの時はタイルがずれやすいので、タイルや底板などを敷いてその上に乗って貼るとずれにくいよ。
階段、廊下、トイレでも多い、芯割り。
芯で墨出して型どりする時に
一枚手前に置いてタイルで切る、っつースタンダードが使えないので
床屋は巾定規好きなんで鼻歌モノですけど
最悪なときは自分で床貼るっていうクロス屋さんにとっては
ガビーン現場の一つではないでしょうか?
そんな時は、以前タイルカーペットでもご紹介した
ウラギリ
使ってみてください。
タイルでウラギリ使うときは、慣れるまで精度が出にくいのでソフト巾木貼る時限定にしてくださいね。
ここに貼る時
本当は、こうだから、、って矢印の向き確認がてらこのように置いてみて
タイル裏向けて墨側を壁に向けて
壁トンします。
壁トンしたら
壁側隙間ないかな?隙間あっても巾木で隠れるならOK!
この時
墨から垂直じゃなくてもOKです。壁トンならOK!
そしたら
右側の墨通りに
定規を置いて
裏から
切る。
表からもカッター入れたかったら
両端チョンチョンして
表から切ってくださいね。
切れたら
切った面を壁面(本来の矢印方向、貼り方向)に戻して
はい、簡単。
芯割りの左側できました。
続いて右。
左のさっき取ったタイルの下に潜り込ませます。
こちらも切った面が右壁になるので矢印の向き確認してね。
同じように、右側の壁トンで置いて
重なったところを
切る。
切ったら切った面を右壁面へ。
巾木貼る時は巾定規使わなくてもパパっとウラギリ!
糊塗ってからだと糊ついちゃうけど、狭いところの型どりにはバッチグーです。
っつーわけでトイレアフター
広い所アフター
蓋回りはチリないのでコーキング出来るように均等に5ミリすかしました。
通路アフター
受付アフター
全部同じタイルだったので
墨は基本全部繋がるように打ちます。
いろんな所みて回らないといけないので墨出しがまだ、馴れてない方は「どこからー?」ってバタバタすると思います。
墨出しするときは
自分の希望が通るか確認しながらスケール当ててってくれたら順調かも。
今回は
広い所の奥の壁トンでいきたいなー。
通路と奥にあるトイレは芯割りしたいなー。
店舗入口に大きなもの入れたいなー。
壁をまたぐ寸法は切り込みしにくいからやだなー。
といくつかの自分の希望があり、それを一個づつ
この壁、トンでいったらー
トイレ、通路は、、、あ、5センチずらせばいい線いくな!
5センチずらすとー、こっちの壁は?
と一個づつ確認して自分の希望が一個でも多く叶う墨出します。
今回もなかなかいい墨になったんじゃないかな?
っつーわけで
おしまい。
↓ウラギリ便利ね。の代わりに押してね。
ウラギリ便利なんで渚さんよく使いますがタイルの時は傷つかないように気をつけてね。
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