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渚さんは床職人。

私は室内装飾床仕上げの職人をしています。女性職人になりたい方が増えているので、その方々の参考になればと思いつつ、日常をお伝えしたいと思っています。

自己紹介。

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はじめまして。
巷では女性活躍推進等々で、女性職人がチヤホヤされております。
そういう私も建築業界の女性職人をしております。
職人歴は、20年弱。現在は俗にいう一人親方として、日々建築現場に出ております。
私の仕事は室内装飾床仕上げ工、現場では床屋(ゆかや)さんと呼ばれています。
主に長尺シートや塩ビタイル等、カッターで切れるものを床に貼る仕事です。
内装業というと、クロス屋さんがメジャーですが、私は床専なので、クロスのことは全くわかりません。。
女職人というとみなさん「かっこいー!」と言ってくださいます。
しかし、現実は全くかっこよくありません。
ただ、現場はとっても楽しくて居心地はいいです。
仕事はとってもしんどいです。
ただ、仕上げの仕事、綺麗にする仕事なので、とってもやりがいがあります。
私の20年の半分は
女は職人になれない、現場に女はいらない、という暗い時代でした。
その中で、悔し涙を流しながら、踏ん張りながら仕事を覚えました。
男社会なので、女だからやってはいけない、ってことはありませんが、女だから許されることもありません。
よって、体力と見た目のイメージで男性に劣っているので、男性と同じだけ努力しても、同じ場所に立てません。
立ちたい位置にいる男性の何倍もの努力をしなければ、同じ場所に立てません。
建築現場で女性が働くのは男性マラソンに女性が参加するようなものだと思っています。
私は、そのマラソンに参加しています。
完走できれば良い、と思って走っていません。
優勝はおこがましいですが、先頭グループで居続けたいと思っています。

女性職人がもてはやされており、やりたいなと思ってる女性もおられるかもしれません。
私も女性が増えればいいなぁと思っています。
だけど、理想だけで始めて、思ってたのと違ったよ、とすぐやめてほしくありません。
そういう女性が増えてしまえば
「やっぱり女はあかんな」と、
頑張って仕事している他の女性の職人さんまで言われてしまいます。

女性が増えていけば、現場で「あ!女おる!」と言われることも少なくなりますし、増えてほしい!
だけど、今、頑張っている女性の邪魔はしてほしくない!
そんなモヤモヤした気持ちですが、建設業界に入りたいと思う女性のために、なにかできれば…と思い、私の日々のことをお伝えしたいと思っています。

いつか、男とか女とか関係なくやりたいことができる社会になればいいなと、大きなことを思っています。
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