渚さんは床職人。

私は室内装飾床仕上げの職人をしています。女性職人になりたい方が増えているので、その方々の参考になればと思いつつ、日常をお伝えしたいと思っています。個別のメッセージはカテゴリーの自己紹介の中にある"問い合わせフォーム"からお願いします。

このタイル好きー。

施設の床にサンゲツのタイル貼ってきました。



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こ、これは!

渚さんの好きな柄!

店舗でよく貼るやつ!

貼るとすげーかっこよくなるんですよ!

量は知れてるので、ノンビリ貼るかね。



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ノンビリなので、久々にとくちゃんに墨出してもらおうかなー。

なんですけど、ここからが長かった・・・

内装屋さんと渚さん、ついでに電気屋さんにじーっと見られて

慣れてないとくちゃんがせっせとやってるんだけど

内装屋さんが少し気を揉んでる感じだったので、途中で助け船。

"気を揉む"とは"あれこれと心配する・じれったくてイライラする"

って意味ですけど、今回は後者ですね。

同じ時間かかっても内装屋さんとコミュニケーションとりながら

「ここだけ60くらいの小さい寸法入ってもいいですか?」

「おぉ!かまへんで。」

とか

「こっちの壁に420であっちは220なんで二枚取り出来ます!」

「うん、それやったらロスないなぁ!」

なんてやってるといいんですけど

まだまだ不慣れなので

終始だんまりでスケールとにらめっこ、では見てる内装屋さん、監督さん、親方、時にはお客様も不安になっちゃいますし、本人も「どーしよー。見られてる(T_T)焦る!!見るなよ!どっか行けよ!」ってなって失敗しちゃったりして。

仕事さえ出来ればいいかもですがコミュニケーションは仕事でもとっても大事です。

ですので、そーゆーちょっとしたことでも

"可愛げあるなぁ"

とか

"しっかりしてきたなぁ"

などと

元請けさんや親方に思ってもらえます。

とくちゃんはおとなしいので、その部分が足りなくて

じーーーっと固まってることも多く、渚さんを含めた周りのみんなは

「え?どしたの?」って不安になることが多いんですよね。

渚さんたち職人は元請けさん又はお客様の代わりに施工をしに来ています。

子方は親方の代わりに作業します。


ですので、その"代わりの人"が

『この人大丈夫?!』

って人だと不安になりませんか?

若い子が来ただけで「ちゃんとやってくれるかなぁ?」って思うし

おっさんが来ただけで「ベテラン来たから安心」って思うもんです、一般の方は。

ですので、渚さんなんて若い時からおばさんになった今でも

『女の人で大丈夫?!』

と不安にさせることの方が多いんです。

ですので、やったことないことでも、苦手なことでも

『大丈夫ですよー。』

の代わりにニコニコとコミュニケーション取りながら

お相手の方に安心してもらえるようにと心がけています。

ので、とくちゃんにも"墨の出し方"よりも"コミュニケーションの取り方"を学んで欲しいなぁと思います。

話それましたけど、電気屋さんが後工事でお待ちなので

二人でささっと貼って



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完了ー!

ではまた(^_^)/

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