今日は京都室内装飾技能士会の植松会長の応援に行ってきました。
応援っつってもクロスじゃないよ。
床貼ってきましたー。
会長自ら床のパテしてくださってました。
ちゅーか
パテ綺麗!
必要なところに打つのがパテだと思うのですが
見た目もスッゴく綺麗じゃないですか?
現場入ってきたときに
クロスのパテが「おー!きれーい!」って目を引きました。
これは先日渚さんが打ったパテ(^_^;)
見た目の綺麗さも大事かもしれない。
新築とかだと夜、お客様が見に来てたりしますけど
お客様も喜ぶよね。
まずはトイレから貼りました。
貼るのはリリカラ!
横長のタイル。
寸法は457.2×304.8です。
馬かイモかどうしますか?って聞くとイモでとの事なので今回はイモ貼り。
はい、完成。
ちなみにこの現場は後から木巾木付けてくださるそうですので気が楽ですねー。
続きまして、二階のトイレ。
ここには
おー、またリリカラ。
タカハシ君が喜んじゃうな(^^)
モルタル風の457.2×457.2の正方形です。
はい、完成。
ここには床からパイプ上がらないみたいで穴がなかったからど真ん中で割っておきました。
穴がないから楽すぎる!
そしてまた一階に降りて、脱衣と洗面室。
分かれてるんですよ、贅沢な造りです。
クロスがまだだったので少し見学。
前にも書きましたけど、植松会長は息子さんと現場回っておられます。
息子さんももうバリバリ貼られるのですが
二人とも全然バタバタしてないのよ。
それなのに貼れていくのが早い!
そして、全く散らかってない!
「植松さんたちってのんびり動いてるのに貼るの早いねー。全然バタバタしてないねー。」
って言うと
「え?そうかなぁ?」って。
「ほら、よく現場で見るのはバッタバタ焦りまくって電球蹴っちゃって割れたり、耳のテープ足の裏に付けたまま動きまくってたりさー。」
って言うと
「あー(笑)よくあるよな。」って笑っておられました。
訪問客が!
Mr.中辻~!
今日は渚さんにクロスのパテのサンプルを持ってきてくださったのですよ。
先日頼んでてね。
あげたい人がいるので、今度渡してあげよっと。
さー、残りはサンゲツです。
寸法は500×330です。これもイモ。
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
隣同士なので目地は通しておきました。
蓋もありました。
植松会長の現場は外せるものは全て外してあって
建具の枠は殆ど上がっていて差し込めます。
お風呂前や、収納庫、勝手口のとこは差し込めないけど、とっても楽チンです。
「ちゃんと、元請けにそう言ってあるから。」って。
事前の打ち合わせをしっかりされていて、綺麗に貼るための意見をしっかり通してるんですね。
渚さんたちの仕事ってお客様に喜んでもらえるように綺麗に貼るってことなんですけど
現場の状況が悪ければキチッと貼れない事も多いです。
職人が現場に行ったときに「これはダメだよ。」ってなっても遅いんですよね。
事前の打ち合わせでしっかり伝えて、伝えたことを元請けの工務店さんが前工程の業者さんに伝えてくれて、前工程の職人さんがちゃんとやってくださって初めて仕上げの仕事も綺麗に仕上がります。
事前に伝えるためには仕上がりをわかってないと無理なんですよね。
植松会長はバリバリの職人ですので仕事を知ってるからできますけど、
仕上がりを想像できない内装屋さんもほんとに多くて、そーゆー人の現場に行くと
「えー。。これはダメだよ。。」ってなって
それなのに「どうにか貼ってください。」って言われて無理矢理貼って、ジジ臭く仕上がる
ってことも多いです。
ここで書いておきますけど
職人ってほんとは全員"綺麗に"貼りたいんですよ。
でもそれが出来ないときも多くてね。
自分の技術不足の場合ももちろんありますけど、現場自体がもー無理なときも多いです。
それでも最後は職人のせいになっちゃいます。
「下手くそが来たから。」ってお客様に思われることも多いし、職人もモヤモヤします。
みなさん、経験あると思いますけどね。
"仕上げの材料を現場に貼る"だけの仕事かもしれませんけど
貼る為には細かな工程があるのでそれを内装屋さんが知ってもらって必要なことなんだと理解してもらいたいなーと思います。
そのために職人さんみんな学んだり練習したりしてるんだもんね。
知ってるつもりの方がとーっても多いんですよね。
もちろん、とてもよく知ってる、理解してくださってる内装屋さんもたくさんおられるんだけど。
はー、今日は仕事しがいがありました。
明日は現場見に行くだけだから貼らないんだよなー。
だけど仕事は段取りが大事だもんね!
ガンバルカー!
↓綺麗に貼れて良かったね!の代わりに押してね。
うん。良かった。
楽に貼れるということは綺麗に仕上がるっちゅーことだもんね。