渚さんは床職人。

私は室内装飾床仕上げの職人をしています。女性職人になりたい方が増えているので、その方々の参考になればと思いつつ、日常をお伝えしたいと思っています。個別のメッセージはカテゴリーの自己紹介の中にある"問い合わせフォーム"からお願いします。

巾木って言葉知ってるなんて。

昨日、タイルカーペットの現場、無事終わりました。

 


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廊下と部屋の色が違うのでドア下の良いところで切り替え。

ドア下にはもともと、靴ずりが付いてたようで撤去して埋めてありますが、下地が悪いのでビチビチのドア芯ではいけなかったので、部屋によってマチマチのドア下切り替えです。

 


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この入り口はドア付かないのですが、廊下から真物で良いとこ来たので、そのまま貼りわけました。

 


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巾木貼ってる最中、あまり床の色と合わないなぁと思いながら貼ってたのよ。

 

そしたら大工さんが建具吊り出して

 

あ!建具が吊られると一気に『めちゃいい!』って、なりました。

 

最近の建具ってめちゃ洒落てるねー。

 

この現場はオフィスなんですけど、お洒落な感じになって、女性の方喜ばれてました。

 

一人の若い綺麗な女性の方が『巾木ってこんなにピターっと綺麗に貼れるんですねー』と声かけてくださりしばらく見られてました。

 

こんな綺麗な女性が“巾木”って言葉知ってるんだ。

 

と思っていたら

 

コロナで自粛中に家の中が気になり、めくれてきていた巾木をめくってホームセンターに売ってるシールタイプのものをご自分で貼られたそう。

 

その時に「こんなに難しいのかー。でも、こんなに楽しい。」って思われたそうで、ちょこちょこチャレンジされているそうです。

 

そうなんですよねー。渚さんの仕事はそんなに楽しい仕事なんだよな。喜んでもらえる仕事だし。

 

バタバタしてると「あー、もういや。あー、早く帰りたい、もー、こんなん適当でいいやろ。しゃーないしゃーない。」ってなってしまいますけど、

 

職人にとってはたくさんある現場のひとつですが、その場所で毎日過ごされる方いらっしゃいますので

 

下地や環境もありますし、毎度パーフェクトにはいかないけれど、その時の最高な仕上がり目指してがんばろー!

 

では、今日もエイエイオー!

 

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